海ごみ

全国の熱源を2か月巡りゴール~2021年の熱源サミットに向け新たな展開「熱源プロジェクト」~

日本全国をまわっていた「熱源キャラバン」の到着式が、島根県の出雲ドームで2020年11月20日に行われました。熱源キャラバンとは、海への「熱い」想いを持ち、社会を変える力の「源」となる人を「熱源」と呼び、日本全国にいるその熱源を巡るプロジェクトです。海の繋ぎ手2人が、約2か月かけて東西から熱源を巡り、海の魅力や課題をHPなどで発信してきました。
(熱源キャラバンを取り上げた「全国を巡る2人の海の繋ぎ手」)

「僕にとって熱源キャラバンとは、海を知ることができる成長の場でした」と振り返るのは、熱源キャラバンカー「繋人(けいと)号」で沖縄県からスタートし、西ルートを担当した門脇大樹さんです。門脇さんは「僕は海洋ごみをテーマにまわっていたが、解決策が1つだけではないとか、解決する理由が1つだけではないというのが、たくさんの場所で知ることができた。ごみ拾いにスポーツのエッセンスを加えた“スポGOMI”は主催もしてみたいと思った」と、様々な学びがあったと言います。

一方で、熱源キャラバンカー「海人(かいと)号」に乗り込み、北海道から東日本をまわったのが、市川さゆりさんです。「熱源キャラバンを通して、自分の役割という部分がすごく変わった。ただ海が好きということから、海の豊かさをもっと伝えていきたいという想いに変わった」と市川さんは言います。特に、熱源との出会いが成長に繋がったそうで「熱源と色々な話をする度に多くを学ぶことができ、理解できるようになっていった。また、別の熱源と話した時に話が繋がっていくのを感じ、自分の成長を感じることができた」と語っています。

そんな熱源キャラバンは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として活動する「熱源プロジェクト」の土台の部分で、予定では今回の熱源キャラバンを経て、熱源が一堂に会する「熱源サミット」が、島根県出雲市にて開催されるはずでした。しかし、新型コロナウイルスの影響から熱源サミットは1年延期に。そのため、到着式で「2人に再び日本をまわってもらう」ことがサプライズで発表されたのです。さらに、日本財団の常務理事・海野光行さんから告げられたのが、「熱伝(ねつでん)」という次のコンセプト。海野さんは「今回のキャラバンで2人は熱源になれた。皆さんの想いを熱源として他の方々にぜひ伝えていってもらいたい。そういう想いと期待を込めての“熱伝”」と発表しました。市川さんは「サプライズはビックリしたが、キャラバンを通して、熱源の熱がもっと伝わって欲しいと感じていた。自分のできる役割としては、体験だけではなくて、それを通してどう感じたのかを伝えていきたい」と抱負を語り、門脇さんも「僕が学んだことを色んな人に伝えたり、魅力とか問題を伝えていくことが、この後 自分が出来ることだと思う」と話しています。そして、海野さんは「出雲から全国規模のプログラムが生まれる可能性もあるので、そういった期待を熱源サミットにしている。2人には今回の経験を踏まえて、様々な熱源を探してきてくれるのではと思う」と、熱源サミットと再び走り出す熱源キャラバンへの期待を語っています。

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