海の体験機会づくり

渋谷と藤沢の街がブルーに染まる!青いサンタたちが一斉にごみ拾い|”海の日”の本番へ向け清掃アクション

●子どもたちに“きれいな海”を──ブルーサンタが目指す未来

「BLUE SANTAごみ拾い2025 プレイベント」が、東京・渋谷と神奈川県・藤沢で行われました。ブルーサンタは、毎年「海の日」に海岸でのごみ拾いを行い、きれいな海を子どもたちにプレゼントしようという取り組みです。主催はNPO法人 海さくらで、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施されています。

●海ごみの8割は街から!渋谷・藤沢の街をブルーに染めるごみ拾いアクション

今年の夏で10周年を迎えるブルーサンタ。7月21日の本番に先立ち、渋谷と藤沢の“街”でのごみ拾いを行いました。その理由は、海洋ごみの約8割が街などの陸地から発生し、流れ出ているといわれているためです。まずは、6月28日に渋谷で実施。青いアイテムやブルーサンタ衣装を身に着けた参加者が渋谷の街に集結。さらに、スヌーピーも応援に駆けつけました。NPO法人 海さくらの代表理事・古澤純一郎さんは「今日をきっかけに街のごみを無くしていければ、海はきっときれいになります。ブルーサンタは、そういうリーダーになっていきたい」と意気込みを話しました。そして、900人を超える参加者が渋谷の街を“ブルー”に染めながら、ごみを拾い集めました。参加者は「ビニールとかが落ちていた」、「タバコがたくさん隙間にあった」、「海での釣りが大好きで、(拾ったような)ごみが海に流れて落ちているのをよく見る。ちゃんと捨てないといけないと思った」などの声が寄せられました。

続いて、7月12日には、藤沢市役所周辺でもプレイベントが行われました。市役所前からスタートし、青いアイテムを身につけた参加者たちが街をめぐって清掃活動を行いました。この日も、「楽しかった」「ペットボトルや缶、瓶などがたくさん落ちていた」といった感想が聞かれ、子どもから大人までが楽しみながら環境意識を高める時間となりました。

●つるの剛士・川村エミコ・柿谷曜一朗も参加!海の日は江の島周辺でごみ拾い

街から海へのごみ流出を防ぎ、いよいよ次は本番。7月21日「海の日」、江ノ島を望む片瀬東浜海水浴場で開催されます。当日は、タレントのつるの剛士さん、お笑いコンビ“たんぽぽ”の川村エミコさん、元プロサッカー選手の柿谷曜一朗さんも参加。青いサンタクロースたちが、今年もきれいな海を子どもたちに届けるため、海岸を美しくしていきます。

ad_pc_1942

関連記事

  1. 海の体験機会づくり

    「海に行きたい・行きたくない」は子どもの頃の体験が影響

    7月12日、海の日を前に、日本財団は「海と日本人に関する意識調…

おすすめ記事

  1. 海の生態系を支えるアマモの復活

最近の記事

  1. 魚の養殖と野菜の栽培が同時に!?IoT活用など次世代型の水産…
  2. 今まさにブーム!?国内最大級のシーフードショーでも大注目の「…
  3. 海苔の名産地・神奈川県走水で“江戸前 海ぶどう”に新挑戦!海…
  4. 今年は3000人もの青いサンタが集結!江の島を望む海岸でのビ…
  5. サッカー日本代表・遠藤航選手が所属するリバプールFCの財団と…
PAGE TOP