伝統文化

「海の祇園祭」と呼ばれ、300年以上も続く京都の伊根祭

京都の名物といえば、祇園祭。 
しかし、京都にはもうひとつ「海の祇園祭」と呼ばれているお祭りがある。それが、伊根町で行われる「伊根祭」。

伊根町は、もともと海が身近にある町。
中でも特徴的なのが、「伊根の舟屋」。これは、船の収蔵庫の上に、住居を備えたもので、漁業が常に暮らしの中にあるこの地区独特の景観。その景観は、「伊根浦舟屋群」として、国の重要伝統的建造物群 保存地区に指定されているほど。

そんなこの町で行われる伊根祭でも、趣向を凝らした船屋台が登場。伊根祭は、例祭と大祭にわけられ、船屋台は、豊漁の年に行われる大祭に登場。「ともぶと」と呼ばれる和船7艘を横に合わせて土台とし、その上に屋台を組み立てる。その屋台では、歌舞伎など様々な演目を披露。そして、船屋台が海上を渡る様子が、祇園祭の山が海に浮いているように見えることから「海の祇園祭」と呼ばれているのだ。そんな伊根祭は、海の安全と大漁、五穀豊穣を祈願するもので、なんと300年以上も続いているという。

京都で行われる海の祇園祭。
海と共にその伝統はこれからも受け継がれていく。

素材提供:日本財団「海と日本プロジェクトin京都」
協力:株式会社京都放送

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