海の体験機会づくり

神奈川県・真鶴の磯で生物観察会~真鶴町立遠藤貝類博物館とディスカバーブルーによる「海のミュージアム」~

神奈川県・真鶴半島の三ツ石海岸で「磯の生物観察会」が、2023年9月30日に行われました。このイベントは、NPO法人ディスカバーブルーと真鶴町立遠藤貝類博物館が共催しています。

「真鶴半島は、ぐるっと天然の磯に囲われている。そんな場所は日本にはあまりなくなってきている。磯の範囲が広いとそれだけ生物の種類も増えるし、磯の環境自体が生物多様性の高い状態でずっと保たれてる」と話すのが、ディスカバーブルーで代表理事を務める水井涼太さんです。ディスカバーブルーは、海に関する総合的な環境教育を推進するベンチャー団体。さまざまなプロジェクトに取り組んでいて、海にまつわる活動を行っている日本財団から支援を受けての出前授業であったり、教員向けに冊子をつくって沿岸の小中学校に配布したり、また、水族館や旅行会社などと共催した「海のエコツアー」など、多岐に渡って活動しています。そのひとつが、「磯の生物観察会」です。参加者に座学で真鶴の海について学んでもらった後、磯に行ってカニやヒトデといった色々な生物を採取。つかまえた生物について、その場で詳しい解説も行います。参加した子ども達は「楽しかったです。ギンユゴイという魚がいるんですけど、尾びれの部分が黒いことに気づきました」と新たな発見をするなど大満足だったようです。水井さんが活動を通して伝えたいことは「海洋環境は、ここ5~10年で非常に激しく変わってきている。真鶴においては、ミニサンゴ礁ができてしまっていたり、海中の生態系が全く変わっていたりする。日本ではどうしても海のことを非日常的と思っているし、関心が低いので、観察会とか海を知ってもらう入り口を、可能な限り、多くの人に提供したい。ここから真鶴だけじゃなく、いろんな海に興味を持って欲しい」。

ディスカバーブルーでは今後、ひものづくり体験&プランクトン観察を町立遠藤貝類博物館で10月28日(予約終了)に実施、また、静岡県の熱海市で11月4日に開催される先生向けの「海のまなび」ワークショップ型研修会に参加、ほかにも冬の海辺の自然散策といった活動を行う予定です。

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