Virtual Ocean Projectによるイベント「海中の大冒険! "海"を学ぶ探検ツアー」が、2023年2月13日から東京スカイツリーにあるすみだ水族館で開催されています。Virtual Ocean Projectとは、VRなど最新のIT技術などを使って、海中遊泳を楽しむ機会をつくる取り組みで、このイベントは日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として行われています。
イベントでは、ジンベエザメをモチーフにしたバーチャルキャラクターのブッチくんがナビゲーターとなり、参加者とリアルタイムでやり取り。そして、館内にある「小笠原大水槽」でもテーマとなっている小笠原諸島の美しい海をはじめ、沖縄など日本各地の海中で撮影した360度映像を使って、海の中を疑似体験しました。さらに、海の環境問題をクイズ形式で学んだり、海にどれくらいのごみがあるのかを調べる装置を使って簡単な実験も行いました。参加した子どもは「クイズが楽しかった」と話し、また、父親は「今の時代は、子どもが海に行かないので、(これを機に)海に行って楽しんでもらいたいと思う」と感想を述べています。Virtual Ocean Projectスタッフの浜田理香さんは「とにかく海に触れてもらいたい、海を知ってもらいたいというのが第一。その後に出来れば、子ども達が親へ海離れや温暖化といった問題があるということを教えてあげられるような学習を広げていきたい」と、イベントで伝えたい想いを話しています。
「海中の大冒険! "海"を学ぶ探検ツアー」は2月19日まで行われています。