海の体験機会づくり

失われた海のゆりかごを取り戻せ

別名「海のゆりかご」と呼ばれている海草の一種アマモ。
このアマモは、小さな魚達の隠れ家や産卵場所となっている重要な海草。

しかし、宮城県松島湾では、アマモが激減。震災の津波で流され、ほとんどの場所で失われてしまった。

そこで、2012年、地元の人達が集まり、アマモを再生するための会を発足。その再生会議が2017年8月23日に行ったのが、親子で学ぶイベント。このイベントでは、アマモの再生活動として、種を移植。質のいい種を選抜した後に、波で流されないよう紙粘土にくっつけて海底に埋めていった。

長い年月がかかるというアマモの再生。しかし、地元の人たちの努力によって、かつての松島湾を取り戻せる日が来るはず。

素材提供:日本財団「海と日本プロジェクトinみやぎ」
協力:東北放送株式会社

ad_pc_564

関連記事

  1. 生態系

    アサリを食べてしまう貝の脅威

    静岡県・浜名湖のアサリが脅威にさらされている。2009年は…

  2. 生態系

    北潟湖で異変!海の変化が湖を壊す

    福井県の北潟湖で冬に行われるのが、伝統の寒ブナ漁。地引網を使い…

おすすめ記事

  1. 海の生態系を支えるアマモの復活

最近の記事

  1. 瀬戸内海に面する4県で一斉ごみ拾い!知事も参加しプラごみ・発…
  2. 海・川の“流れ”を再現!水難事故を防ぐ新教育プログラムを親子…
  3. 親子で見たい!動画で学ぶ水辺のそなえ|海のそなえプロジェクト…
  4. ミシュラン星シェフらが美味すぎるサステナブル料理を創造|小泉…
  5. 江の島を望む海岸に“青いサンタ”集結へ──元サッカー日本代表…
PAGE TOP