別名「海のゆりかご」と呼ばれている海草の一種アマモ。
このアマモは、小さな魚達の隠れ家や産卵場所となっている重要な海草。
しかし、宮城県松島湾では、アマモが激減。震災の津波で流され、ほとんどの場所で失われてしまった。
そこで、2012年、地元の人達が集まり、アマモを再生するための会を発足。その再生会議が2017年8月23日に行ったのが、親子で学ぶイベント。このイベントでは、アマモの再生活動として、種を移植。質のいい種を選抜した後に、波で流されないよう紙粘土にくっつけて海底に埋めていった。
長い年月がかかるというアマモの再生。しかし、地元の人たちの努力によって、かつての松島湾を取り戻せる日が来るはず。
素材提供:日本財団「海と日本プロジェクトinみやぎ」
協力:東北放送株式会社