海ごみ

ポケモンに銀魂のキャラも参戦!お台場でコスプレイヤーがごみ拾い~「秋の海ごみゼロウィーク2024」キックオフイベント~

東京・お台場で「コスプレde海ごみゼロ大作戦!!」が、「秋の海ごみゼロウィーク」のキックオフイベントとして2024年9月21日に行われました。海ごみゼロウィークは、日本財団と環境省が、2019年から実施している海洋ごみ対策を目的とした全国一斉清掃キャンペーンです。

この日に行われた「コスプレde海ごみゼロ大作戦!!」は、今回で8回目。ウィークを盛り上げる恒例のイベントで、コスプレイヤーなど約350人が参加しました。開会式では、登壇した環境省の国定勇人環境大臣政務官が「発生源の約8割を占めている陸からのプラスチックの流出を止めていかなくてはいけない」と語りました。

そして、開会式での「海ごみゼロ!」の掛け声の後、清掃活動がスタート。参加者は分別用のごみ袋とトングを持ち、海がすぐそばのお台場でごみを拾い集めました。参加したコスプレイヤーは「(ごみが)散らばっているので普段から分別などを徹底したいと思った」、「結構大きいごみがあったので拾えてよかった」、「イベント参加は3回目。やる場所によって拾うごみの数とか種類とかも変わる」と話しています。また、世界コスプレサミット2024で総合優勝を果たした“みおまよ”のふたりも、このイベントのアンバサダーとして、人気作品「銀魂」に登場するキャラクターのコスプレで参加。まめまよさんは「ここ(お台場)ならではだと思ったのが、劇場や映画館のチケットが落ちていたこと」と拾ったごみについて説明。相方のみおしさんは「(コスプレイヤーが)いろんなところで写真を撮る時に、ごみは目立つので、コスプレイヤーも意識して常日頃から気をつけていきたい」と話しています。さらに、今回は海外出身のコスプレイヤーもアンバサダーとして参加。スペイン出身で「呪術廻戦」のキャラクターに扮したクロウさんは「コスプレイヤーとして、趣味をやりながら皆さんに(ごみ問題について)興味を持ってもらえるのはいいと思う」と語っています。オーストラリア出身で、「ポケモン」に登場するキャラクターのコスプレで参加したKさんは「4年間ぐらい日本に住んでいるが、ペットボトルリサイクルというシステムは素敵だと思う。オーストラリアのキレイな海と日本のキレイな海の両方を守りたい」と意気込んでいます。そして、日本財団の海野光行常務理事は「(ごみ拾いは)ひとりだとやりにくいところもあるので、みんなで一緒にごみ拾いをすることによって、ハードルを少し低くしてもらえたら」と語っています。

秋の海ごみゼロウィークは9月29日まで。全国各地でごみ拾いが行われる予定です。

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