2022年10月1日、都内のイトーヨーカドー木場店にて、「サザエさん×海と日本プロジェクト」による特別イベントが2022年10月1日に開催されました。海と日本プロジェクトは、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくことを目指し、日本全国で毎年約3,500以上のイベントを開催しています。今年度には、登場キャラクターの多くに海の生物・海産物の名前がつけられるなど、海と関わりの深いアニメ「サザエさん」とコラボレーションし、幅広い世代に対して、海の魅力や海洋問題について周知啓発しています。
この取り組みの一環としてイトーヨーカドーにて行われたイベントでは、海の環境問題とサザエさんをテーマにした「海落語」や、サンゴについて学ぶ「サンゴ礁ラボ」など、海を学び・体験できるブースを設置。さらに、アニメ「サザエさん」にも登場したことがあり、海にまつわるさまざまな活動を行っているタレントのつるの剛士さんや、長谷川町子美術館の川口淳二館長が登壇し、「海とサザエさん」をテーマにしたトークセッションやクイズ大会も行われました。
川口館長は「長谷川町子が福岡の百道(ももち)海岸で誕生させたのが、サザエさん。その当時の百道海岸のようなキレイな海・砂浜に戻って欲しい。そのために多くの方々に海の問題を知ってもらえるように、我々サザエさんがお手伝いできればと思っている」と語りました。日本財団の海野光行常務理事は「アニメとのコラボレーション事業は、サザエさんはもちろん、実は各地域でもそれぞれ関係するキャラクターたちと実施している。例えば、大分県では進撃の巨人、静岡県のちびまる子ちゃん、岩手県のゴルゴ13など、若い人たちに海に関心を持ってもらうために、多くのキャラクターたちの力をお借りしている。今回のサザエさんとのコラボは、ぜひ来年以降もまた別の形で継続していきたい」と話しました。