海ごみ

ごみでSNS映え&マッチング~沖縄県で若者が進める新しいごみ拾いの仕組み~

ポイ捨てごみをSNSに投稿しているのが、沖縄県で活動しているビーチクリーン団体「Litterati Japan(リテラーティ ジャパン)」です。「Litterati」とは、ポイ捨てごみを意味する「Litter」に、芸術の「art」を掛け合わせた造語。その活動は、拾ったごみをオシャレに撮影してSNSに投稿し、ごみ拾いを楽しみながら写真を世界中に発信することでポイ捨て問題を考えるというものです。

その「Litterati Japan」の代表を務めるのが、二宮あみさんです。大学生の時に起ち上げたところ、その活動が各方面から注目を集め、2019年には環境省と日本財団が開催した「海ごみゼロアワード」で環境大臣賞を受賞しました。2019年に大学を卒業し、現在はサンゴに優しい日焼け止めの製造・販売を行うジーエルイー合同会社に勤めている二宮さんは、社外活動としてLitterati Japanの活動も行いながら、県内でごみ捨て問題をテーマにした展示会「Seeker」を運営するなど、活躍の場を広げています。そんな中、2020年から新たに始めた取り組みが「プロジェクトマナティ」です。この取り組みは「ごみ拾いのマッチングサービス」で、「マナティパートナー」と呼ばれる事業者と観光客や地元の人をマッチングし、気軽にビーチクリーン活動を行える仕組みです。ごみ拾いをしたい人がパートナーのもとへ行き、マナティバックを500円で購入。そのマナティバックでビーチクリーンを行い、拾ったごみをパートナーに渡すと、適切にごみを処理してくれるというシステムとなっています。パートナーのひとりである「隠れ家カフェ 清ちゃん」のオーナー・島田春奈さんは「ビーチクリーンをやりたい人を活かせる良いプロジェクトだと思う。観光客など県外の人に関しては、沖縄好きでリピーターの人が多い。そういう人達が参加することによって、沖縄の海好きな人同士が繋がる素敵なプロジェクトだとも思う」と語っています。二宮さんは、今後の活動について「明るく楽しく環境や地球のことを考えられるように、プロジェクトマナティやLitterati Japanで、色んな世代の人と一緒に取り組んでいきたい」と意欲を燃やしています。

素材提供:日本財団「海と日本プロジェクトin沖縄県」
協力:琉球放送株式会社

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