海ごみ

美しい海を影で支える清掃船

かつて、広島県尾道では、キレイな海が広がっていた。しかし、最近では多くのゴミが存在。私達がポイ捨てしたゴミが、海を汚してしまっている。

そこで、広島県清港会尾道支部では、海上清掃船を運航し、海に漂うゴミを回収。航路の安全や海洋汚染を防いでいる。その仕組みは、船の下部に空間があり、ゴミを発見したら、そこにゴミが流入するよう船を操作。そして、流入したゴミを手作業で回収している。たった2、3分の間で大量のゴミが回収される。

そのゴミの多くは、発砲スチロールやビニール、ペットボトルなどの生活ゴミ。大雨や台風の後、あちこちに捨てられたゴミが流され、川や陸から海へと流れ込んできているのが一因だという。

広島県清港会尾道支部では、なんと年間で74.5㎡ものゴミを回収し、ゴミ処理場へと運んでいる。

清掃船の活動は気軽に捨てられたゴミの末路を物語っている。

素材提供:日本財団「海と日本プロジェクトin広島」

ad_pc_332

関連記事

  1. 海ごみ

    マイクロプラ汚染 山中でも進行~海なし県・山梨発 大学教授が取り組む海洋汚染への取り組み~

    帝京科学大学自然環境学科の仲山英之教授と研究室の学生たちが、山…

  2. テクノロジー

    夢は海底資源や富山湾の海底探索!高校生が開発した水中ロボット

    富山県立滑川(なめりかわ)高等学校の生徒たちが開発したのが、な…

おすすめ記事

  1. 海の生態系を支えるアマモの復活

最近の記事

  1. 世界初!能登半島地震の前後で起こった海と陸の地形変化を完全可…
  2. 漁業支援の革新:AI技術、クロダイ活用、ヒトデで地域活性化を…
  3. ドンジャラから宇宙食まで!高校生が挑む海洋資源と地域活性化
  4. 日本初!海の変化に東京大学と全国の若手漁業者が連携して取り組…
  5. ローカル列車の旅で学ぶ海草・アマモと浜名湖の異変~静岡県の天…
PAGE TOP