都内で「ワールド・オーシャン・サミット2025」が、3月12日に開幕しました。このイベントは、海洋の持続可能な活用と保全をテーマにした国際会議で、イギリスのエコノミスト・インパクトと日本財団が共催。12回目となる今回は日本で初めて開催されました。
初日となるこの日、内閣総理大臣で総合海洋政策本部長も兼ねる石破茂首相も登壇し、「国民が海と親しむ機会がものすごく減っている。今は『海で泳いだことがない』という子どもたちが非常に多い。そして、泳げない先生もたくさんいる。そうして海に親しむ機会が減っていることは、非常に憂慮すべきことだと思っている。これから先わが国は“島国”から“海洋大国”を目指していきたい。そして、海の安全・平和・資源の利用に向けてもっと責任を果たしていきたい」など、内外の海洋問題に対して見解を述べました。
「ワールド・オーシャン・サミット2025」は3月13日に閉幕します。