●体験から行動変容へ!徳島の子どもたちが取り組む海の環境教育プロジェクトとは
徳島県で「UMIGOTO SEAPARK 2026 〜遊びが学びに変わる1日〜」が、2026年2月11日に開催されました。これは一般社団法人TSURIBITOが主催する「とくしまUMIGOTOプロジェクト」によるものです。
2025年9月にスタートしたこのプロジェクトは、地域の海の課題を実際に体験し、そこから学び・考え・行動することを目的としています。子どもたちは「環境&海ごみを学ぶコース」と「食害魚を学ぶコース」に分かれ、フィールドワークや調査を通じて探求を続けてきました。
●アスティとくしまに親子が集合!遊びが学びに変わる「UMIGOTO SEAPARK」開催
この日はプロジェクトの集大成。「アスティとくしま」の愛称で親しまれる「徳島県立産業観光交流センター」にて、「UMIGOTO SEAPARK 2026 〜遊びが学びに変わる1日〜」と題して大規模なイベントを開催。会場にはタレントの藤本美貴さんもゲストとして来場し、多くの親子連れで賑わいました。イベントでは、プロジェクトに参加した子どもたちがステージに立ち、多くの来場者を前に半年間、プロジェクトを通じて学んできた成果を発表。その意図について、TSURIBITOの代表理事・高橋真冬さんは「入口を広げて多くの方に来てもらうことで、課題や海のこと、未来のことをもっと考えるキッカケになったらと考え、フォーラムにしました」と話しています。
●子どもたちが提案する海ごみ活用と食害魚チヌの新たな価値!実体験から生まれた成果発表
「環境&海ごみを学ぶコース」では、海岸でのごみ拾い体験などから得た気づきをもとに、「落ちているごみを拾う」「海ごみを工作に使って変身させる」「エコな商品を買う」といった自分たちにできるアクションを発表。参加した小学4年生の松本祥馬さんは「最初はあまり海ごみのことを知らなかったけど、プロジェクトに入ってもっと知ることができて、僕たちにもできることがいっぱい見つかったから楽しかった」と語りました。また、小学4年生の鈴木蔵之介さんからは「地球のみんなが二酸化炭素とかをできるだけ減らして、キレイなものにして再資源化した方がいいと思う」と一歩踏み込んだ意見も飛び出しました。
「食害魚を学ぶコース」では、魚の住処やエサとなる海藻が著しく減少する“磯焼け”が、アイゴやチヌ(クロダイ)によって引き起こされている現状などを学習。子どもたちが魚や海藻を擬人化した劇を発表。子どもらしい発想と表現で海の課題をまとめました。
また、会場の外には、数々の飲食ブースが並ぶ「オーシャンキッチン」というエリアを設置。発表だけでなく、課題解決を「食」で体感する試みも行われ、地元で人気のラーメン店「支那そば三八」は、プロジェクトとタッグを組んで開発した食害魚を使ったラーメンを提供。イベント全体で海について考える機会を提供していました。
●地域の課題を“自分ごと”に!プロジェクトが描く未来
地元・徳島県を大いに盛り上げた「とくしまUMIGOTOプロジェクト」。今後について高橋さんはもっと広く展開していきたいといいます。
「徳島県だけではなく、日本全国の取り組みとして、子どもたちと一緒に未来をつくっていくイベントになれば」





