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<p>千葉県の海岸で、“AKEUMI Deaf BB CUP in 第1戦 御宿「海と日本PROJECT2023」”が7月8日に行われました。Deaf（デフ）は「聞こえにくい人」のこと。このイベントは聴覚に障がいを持つ人によるボディボードの大会で、日本財団「海と日本プロジェクト」の活動の一環です。大会の目的について、イベントを主催する一般社団法人「陽けたら海へ」の代表理事・堀由美恵さんは「私自身、耳が聞こえないということで差別をされ、モヤモヤして生きてきた。その中で海と出会い、その時に海は平等なんだと思った。そこで、聞こえない子ども達にも、同じように夢と希望を持ってチャレンジして欲しいと考えた」と語っています。 </p>
<p>大会は大人と子どもの2つのクラスに分かれ、競技が行われます。この日は風が強く、波が高い時もありましたが、現役プロもいる先生たちの指導のもと、子ども達は楽しそうに波乗りしていました。しかし、ボディボード経験も少ない子どももいる中、なぜ体験ではなく、大会形式になったのでしょう。堀さんは「大会形式でやることによって、自分の力で勝たなくてはダメと知ってもらいたい。私もボディボードに挑戦して、ひとりの人間として今いるのだと思えた。子ども達にも同じように挑戦してもらい、聞こえないことは関係ないと思って欲しい」と言います。そのため、この大会は、一般的なボディボードの大会とほぼ同じ形式で開催しているが特徴です。「ほかのアマチュアの大会に出ても困らないように、近い形式でコンテストをやっていきたいという思いがあった」と話すのが、ディレクターを務める西村優花さんです。彼女はアマチュア世界一にも輝いた経歴を持つプロのボディボーダーで、2022年からこの大会の運営に参加。「現役の選手が携わることによって、イベントのサポートはもちろん、出場する選手のサポートもできて、もっとイベントが良くなるキッカケづくりになると思った」と振り返っています。そんな西村さんは、現役選手ならではの視点でサポートしていて、そのひとつがジャッジ。普段プロの大会でジャッジを担当している人を、AKEUMI Deaf BB CUPにも起用したそうです。ほかにもこの大会では、競技中の実況解説を手話で同時通訳して、聴覚障がい者も観戦を楽しめるようにするなど、デフの大会ならではの工夫もされています。 </p>
<p>そして、大会は無事に終了。子どもと大人のクラス別に成績優秀者が表彰されました。出場した女の子は「本番は少し緊張しました。ボディボードの乗り方など、スタッフさんが丁寧に教えてくれました」と楽しい思い出になった様子。また、優勝した男の子は「みんなと一緒にやると楽しいので、もっと多くなってくれると嬉しいです」と話しています。そして、大人のクラスに以前から参加している内田麻衣さんは「海を通して、耳が聞こえなくても平等で差別もなく、心も広くなる。大会に参加したことで人生が楽しくなった」と言います。 </p>
<p>イベントの今後について、西村さんは「子ども達にボディボードを楽しんで欲しい。楽しむことや波に向かって挑戦することは、その子の人生の糧になり、経験が自信となって、その人自身をつくっていくと思うので、そういうキッカケづくりのイベントにできたら」と語っています。また、堀さんは「私たち障がいを持っている人は、可哀想と思われがち。しかし、どちらかというと、私達も出来るんだという立場になりたい。そうでありたいから、あえてスタッフも耳が聞こえない人にお願いしている。聞こえない人達は表情を読んだりでき、状況判断が早い。聞こえないことは個性であり、素晴らしい宝物をもらった立場だから、そこをもっとみんなにアピールしていきたい」という展望を描いています。 </p>
<p>大会は、9月にも茨城県で“AKEUMI Deaf BB CUP in 第2戦 大洗サンビーチ「海と日本PROJECT2023」”が開催される予定です。</p>
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<p>大会は大人と子どもの2つのクラスに分かれ、競技が行われます。この日は風が強く、波が高い時もありましたが、現役プロもいる先生たちの指導のもと、子ども達は楽しそうに波乗りしていました。しかし、ボディボード経験も少ない子どももいる中、なぜ体験ではなく、大会形式になったのでしょう。堀さんは「大会形式でやることによって、自分の力で勝たなくてはダメと知ってもらいたい。私もボディボードに挑戦して、ひとりの人間として今いるのだと思えた。子ども達にも同じように挑戦してもらい、聞こえないことは関係ないと思って欲しい」と言います。そのため、この大会は、一般的なボディボードの大会とほぼ同じ形式で開催しているが特徴です。「ほかのアマチュアの大会に出ても困らないように、近い形式でコンテストをやっていきたいという思いがあった」と話すのが、ディレクターを務める西村優花さんです。彼女はアマチュア世界一にも輝いた経歴を持つプロのボディボーダーで、2022年からこの大会の運営に参加。「現役の選手が携わることによって、イベントのサポートはもちろん、出場する選手のサポートもできて、もっとイベントが良くなるキッカケづくりになると思った」と振り返っています。そんな西村さんは、現役選手ならではの視点でサポートしていて、そのひとつがジャッジ。普段プロの大会でジャッジを担当している人を、AKEUMI Deaf BB CUPにも起用したそうです。ほかにもこの大会では、競技中の実況解説を手話で同時通訳して、聴覚障がい者も観戦を楽しめるようにするなど、デフの大会ならではの工夫もされています。 </p>
<p>そして、大会は無事に終了。子どもと大人のクラス別に成績優秀者が表彰されました。出場した女の子は「本番は少し緊張しました。ボディボードの乗り方など、スタッフさんが丁寧に教えてくれました」と楽しい思い出になった様子。また、優勝した男の子は「みんなと一緒にやると楽しいので、もっと多くなってくれると嬉しいです」と話しています。そして、大人のクラスに以前から参加している内田麻衣さんは「海を通して、耳が聞こえなくても平等で差別もなく、心も広くなる。大会に参加したことで人生が楽しくなった」と言います。 </p>
<p>イベントの今後について、西村さんは「子ども達にボディボードを楽しんで欲しい。楽しむことや波に向かって挑戦することは、その子の人生の糧になり、経験が自信となって、その人自身をつくっていくと思うので、そういうキッカケづくりのイベントにできたら」と語っています。また、堀さんは「私たち障がいを持っている人は、可哀想と思われがち。しかし、どちらかというと、私達も出来るんだという立場になりたい。そうでありたいから、あえてスタッフも耳が聞こえない人にお願いしている。聞こえない人達は表情を読んだりでき、状況判断が早い。聞こえないことは個性であり、素晴らしい宝物をもらった立場だから、そこをもっとみんなにアピールしていきたい」という展望を描いています。 </p>
<p>大会は、9月にも茨城県で“AKEUMI Deaf BB CUP in 第2戦 大洗サンビーチ「海と日本PROJECT2023」”が開催される予定です。</p>
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