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<p>「子ども海のクイズ王プロジェクト」が、目黒区立五本木小学校で7月9日に開催されました。このプロジェクトでは、海洋問題をテーマに、小学生が参加できるクイズ大会イベントを2020年から全国で実施しています。イベントの最中、盛り上がる子ども達のそばで、ひとり真剣な眼差しで見つめ、メモを取る人がいました。東京学芸大学附属世田谷小学校の教諭・名渕浩司さんです。名渕教諭はこのクイズ大会の司会という大役を任されることが決まっています。 </p>
<p>この日の司会は、「クイズ王」として数々のテレビ番組に出演しつつ、クイズ作家やYouTuberとしても活躍している「クイズ法人 カプリティオ」の代表・古川洋平さんです。子ども海のクイズ王プロジェクトでは、問題の作成から現地での司会まで担当するなど、主軸として関わっています。プロジェクトは今年が2年目、古川さんはさらに進化させたいと考えていました。「今後も小学校の数や規模を広げていって、私達が現地に赴かない場合でも“再現”で展開していきたい」と昨年度の取材時に語っていました。その再現のひとつとして考えていたのが、現地の学校の先生に司会を担当してもらうというものです。その第一歩として、名渕教諭が司会を担当するクイズ大会が開催されることになりました。「この話をもらった時から緊張している」と話す名渕教諭は、司会の経験など全くありません。そのため、まずは古川さんから事前にオンラインでレクチャーをしてもらうことに。その中で印象に残ったのが、「クイズイベントの参加者は9割以上が敗者になる。負けた人が面白かったと思えるものに私達だけでも握っておくのが非常に大事。そのために“承認”というのを重要視している」ということだったそう。また、「テンションを上げたりとか、進行の方法であったりとかは、授業づくりとすごく似ているところがある」と名渕教諭は語っています。古川さんは「今回はクイズの持っているネガティブな面やマイナスな面や起こりうる失敗というのを事前にしっかりと直視して、クイズがいかにつまらないかというのを考えるのが非常に重要。そのつまらない面を私たち大人がしっかり潰して行うという感覚」とレクチャーで共有したいことができたと話しています。さらに、レクチャーだけではなく、古川さんの司会を見学に五本木小学校へ。名渕教諭は「紙で見た時は不安感の方が大きかったが、実際に見てみると楽しみ感の方がやっぱり勝る」と話していました。ただ、やはり不安も募ったようで、イベント終了後には、クイズ大会の前に海洋問題などについて学ぶ「レクチャーパート」について古川さんに相談していました。 </p>
<p>そして、7月13日、遂に本番当日です。イベント直前、名渕教諭は「めちゃくちゃ緊張している。初めての自分への挑戦でもあるので、今までにない緊張と期待がある」と語っていました。まずは、不安視していたレクチャーパートです。しかし、順調に進み、児童たちは真剣に聞いています。そして、クイズ大会が始まると、児童たちは大興奮。大盛り上がりでイベントは終了しました。児童たちは「すごい楽しかった。勝ちたかったからレクチャーパートも真剣に聞いていた」と大満足だったようです。イベントを終えた名渕教諭は「やってみて楽しくできた。学校教育で順位をつけることについて色んな議論があると思うが、勝者敗者が出ることを楽しむ場づくりというのが、このイベントではパッケージングとしてできていると思う」と話していました。また、「授業と結構違うなと思ったのは、古川さんから『さあ、問題！』と言うだけで、クイズが始まるよという空気ができると教わり、やってみたら本当にそういう空気ができた」と、古川さんからのアドバイスも活用できたと言います。見守っていた古川さんは「先生が素晴らしかった。学校の先生が司会というアットホームの中で、クイズ大会という非日常を体験するという理想的な授業になった」と大成功だったと感じたようです。そして、今後の抱負について「全国の色んなところで、我々がいなくてもイベントを実現できるような形をつくっていくのが大事になってくる。海というのを軸に、学校の中でクイズというあまり親和性がないと思われていたものが、学芸会とか運動会とか修学旅行と並んだり、コロナ禍においては変わったりする存在になれるようにしたい」と語っています。</p>
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<p>この日の司会は、「クイズ王」として数々のテレビ番組に出演しつつ、クイズ作家やYouTuberとしても活躍している「クイズ法人 カプリティオ」の代表・古川洋平さんです。子ども海のクイズ王プロジェクトでは、問題の作成から現地での司会まで担当するなど、主軸として関わっています。プロジェクトは今年が2年目、古川さんはさらに進化させたいと考えていました。「今後も小学校の数や規模を広げていって、私達が現地に赴かない場合でも“再現”で展開していきたい」と昨年度の取材時に語っていました。その再現のひとつとして考えていたのが、現地の学校の先生に司会を担当してもらうというものです。その第一歩として、名渕教諭が司会を担当するクイズ大会が開催されることになりました。「この話をもらった時から緊張している」と話す名渕教諭は、司会の経験など全くありません。そのため、まずは古川さんから事前にオンラインでレクチャーをしてもらうことに。その中で印象に残ったのが、「クイズイベントの参加者は9割以上が敗者になる。負けた人が面白かったと思えるものに私達だけでも握っておくのが非常に大事。そのために“承認”というのを重要視している」ということだったそう。また、「テンションを上げたりとか、進行の方法であったりとかは、授業づくりとすごく似ているところがある」と名渕教諭は語っています。古川さんは「今回はクイズの持っているネガティブな面やマイナスな面や起こりうる失敗というのを事前にしっかりと直視して、クイズがいかにつまらないかというのを考えるのが非常に重要。そのつまらない面を私たち大人がしっかり潰して行うという感覚」とレクチャーで共有したいことができたと話しています。さらに、レクチャーだけではなく、古川さんの司会を見学に五本木小学校へ。名渕教諭は「紙で見た時は不安感の方が大きかったが、実際に見てみると楽しみ感の方がやっぱり勝る」と話していました。ただ、やはり不安も募ったようで、イベント終了後には、クイズ大会の前に海洋問題などについて学ぶ「レクチャーパート」について古川さんに相談していました。 </p>
<p>そして、7月13日、遂に本番当日です。イベント直前、名渕教諭は「めちゃくちゃ緊張している。初めての自分への挑戦でもあるので、今までにない緊張と期待がある」と語っていました。まずは、不安視していたレクチャーパートです。しかし、順調に進み、児童たちは真剣に聞いています。そして、クイズ大会が始まると、児童たちは大興奮。大盛り上がりでイベントは終了しました。児童たちは「すごい楽しかった。勝ちたかったからレクチャーパートも真剣に聞いていた」と大満足だったようです。イベントを終えた名渕教諭は「やってみて楽しくできた。学校教育で順位をつけることについて色んな議論があると思うが、勝者敗者が出ることを楽しむ場づくりというのが、このイベントではパッケージングとしてできていると思う」と話していました。また、「授業と結構違うなと思ったのは、古川さんから『さあ、問題！』と言うだけで、クイズが始まるよという空気ができると教わり、やってみたら本当にそういう空気ができた」と、古川さんからのアドバイスも活用できたと言います。見守っていた古川さんは「先生が素晴らしかった。学校の先生が司会というアットホームの中で、クイズ大会という非日常を体験するという理想的な授業になった」と大成功だったと感じたようです。そして、今後の抱負について「全国の色んなところで、我々がいなくてもイベントを実現できるような形をつくっていくのが大事になってくる。海というのを軸に、学校の中でクイズというあまり親和性がないと思われていたものが、学芸会とか運動会とか修学旅行と並んだり、コロナ禍においては変わったりする存在になれるようにしたい」と語っています。</p>
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