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<p>「マリンチャレンジプログラム2019全国大会～海と日本PROJECT～」が、2020年4月19日に東京で行われました。マリンチャレンジプログラムは、「海と日本プロジェクト」の一環として、日本財団とJASTO（一般社団法人 日本先端科学技術教育人材研究開発機構）と株式会社リバネスが2017年から毎年実施。海洋分野での課題を見つけ、人と海との未来を創り出す仲間づくりのため、海・水産分野・水環境に関わるあらゆる研究をする中高生を応援するもので、研究資金助成や研究アドバイザーによるサポートが行われています。 </p>
<p>2019年度は全国から計40チームが採択され、この日は、地方大会を勝ち抜いた13チームによる全国大会が開催されました。学生たちは1年間の研究の集大成を、マリンチャレンジプログラム史上初のオンライン形式でプレゼンしました。審査員のひとりである日本財団の常務理事・海野光行さんは「今回、初のオンラインでのマリンチャレンジプログラムだったが、新型コロナウイルスの状況から学生の健康面・安全面を第一と考えてオンライン形式とした。ただ、オンライン発表になったことで、参加者はそれぞれ慣れ親しんだ場所からのプレゼンテーションができたということで、緊張もなく普段の力を発揮できたとも思う」と言います。 </p>
<p>そんな今大会で表彰されたのは5つのチームで、その1つが、「日本財団賞」に選ばれた多摩科学技術高等学校の佐藤優衣さんです。佐藤さんは、大好きな「珪藻」をもっと知ってもらいたいと思い、研究を実施しました。その研究は、細胞の周りにガラスの殻をもつ藻類「珪藻」と、緑色の藻類で光合成の時に炭化水素のオイルをつくる「緑藻」の2つの細胞を融合させ、ガソリンなどに代用できる炭化水素のオイルを多く生成する新細胞をつくるというものです。佐藤さんは「珪藻を見ることも知ることも大好きで、この実験をするのもすごい楽しかった」と発表したように、その珪藻への愛が授賞へと繋がりました。「情熱だけは誰にも負けないと思っていた。将来の夢も研究職なので、たぶん一生 珪藻を追い続けるのかなと思っている。皆さんに珪藻を知ってもらえるようにこれからも頑張る」と佐藤さんは語っていました。 </p>
<p>そして、最優秀賞に選ばれたのが、大阪明星学園の代表研究者・中崎宏哉さんです。その研究は、病気になるさかなを減らし、養殖や飼育に役立てるため、さかなの病原菌を不活性化させる物質を出す「さかなの腸内細菌」を発見するというものです。そこで、中崎さんが行ったのが、オリジナルの方法「バクテリアバトル」です。なんと採取した腸内細菌を戦わせるという今までにない方法で研究を行ったのです。審査員長の株式会社リバネス 教育開発事業部の部長・西山哲史さんが「中崎さんはバトルという全く新しい研究手法を生み出してくれた。審査員全員が面白いと口を揃えて言っていた」と表彰の理由を語ったように、まるでゲームのような独自の新手法が、最優秀賞の決め手になったそうです。中崎さんは「微生物が好きなので、今後も微生物の研究を行っていきたい。そして、将来的には、微生物の研究者とか共同研究者などになりたい」と今後の展望を話していました。 </p>
<p>そんなマリンチャレンジプログラムについて海野さんは「今、人類の喫緊の課題として全世界で取り組んでいるのが、気候変動の問題。その舞台の中心にいるのが、海の研究者だと思う。海に関わってくれる若い人がドンドン増えることによって、厚みを増して課題に取り組んでいけると思うので、研究者の卵とも言える中高生には、このマリンチャレンジプログラムに参加してもらい、研究者となるベースをつくってもらえたらありがたい」と意義を語っています。 </p>
<p>マリンチャレンジプログラムは2020年度も始動していて、2021年の3月に全国大会が行われる予定です。</p>
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<p>2019年度は全国から計40チームが採択され、この日は、地方大会を勝ち抜いた13チームによる全国大会が開催されました。学生たちは1年間の研究の集大成を、マリンチャレンジプログラム史上初のオンライン形式でプレゼンしました。審査員のひとりである日本財団の常務理事・海野光行さんは「今回、初のオンラインでのマリンチャレンジプログラムだったが、新型コロナウイルスの状況から学生の健康面・安全面を第一と考えてオンライン形式とした。ただ、オンライン発表になったことで、参加者はそれぞれ慣れ親しんだ場所からのプレゼンテーションができたということで、緊張もなく普段の力を発揮できたとも思う」と言います。 </p>
<p>そんな今大会で表彰されたのは5つのチームで、その1つが、「日本財団賞」に選ばれた多摩科学技術高等学校の佐藤優衣さんです。佐藤さんは、大好きな「珪藻」をもっと知ってもらいたいと思い、研究を実施しました。その研究は、細胞の周りにガラスの殻をもつ藻類「珪藻」と、緑色の藻類で光合成の時に炭化水素のオイルをつくる「緑藻」の2つの細胞を融合させ、ガソリンなどに代用できる炭化水素のオイルを多く生成する新細胞をつくるというものです。佐藤さんは「珪藻を見ることも知ることも大好きで、この実験をするのもすごい楽しかった」と発表したように、その珪藻への愛が授賞へと繋がりました。「情熱だけは誰にも負けないと思っていた。将来の夢も研究職なので、たぶん一生 珪藻を追い続けるのかなと思っている。皆さんに珪藻を知ってもらえるようにこれからも頑張る」と佐藤さんは語っていました。 </p>
<p>そして、最優秀賞に選ばれたのが、大阪明星学園の代表研究者・中崎宏哉さんです。その研究は、病気になるさかなを減らし、養殖や飼育に役立てるため、さかなの病原菌を不活性化させる物質を出す「さかなの腸内細菌」を発見するというものです。そこで、中崎さんが行ったのが、オリジナルの方法「バクテリアバトル」です。なんと採取した腸内細菌を戦わせるという今までにない方法で研究を行ったのです。審査員長の株式会社リバネス 教育開発事業部の部長・西山哲史さんが「中崎さんはバトルという全く新しい研究手法を生み出してくれた。審査員全員が面白いと口を揃えて言っていた」と表彰の理由を語ったように、まるでゲームのような独自の新手法が、最優秀賞の決め手になったそうです。中崎さんは「微生物が好きなので、今後も微生物の研究を行っていきたい。そして、将来的には、微生物の研究者とか共同研究者などになりたい」と今後の展望を話していました。 </p>
<p>そんなマリンチャレンジプログラムについて海野さんは「今、人類の喫緊の課題として全世界で取り組んでいるのが、気候変動の問題。その舞台の中心にいるのが、海の研究者だと思う。海に関わってくれる若い人がドンドン増えることによって、厚みを増して課題に取り組んでいけると思うので、研究者の卵とも言える中高生には、このマリンチャレンジプログラムに参加してもらい、研究者となるベースをつくってもらえたらありがたい」と意義を語っています。 </p>
<p>マリンチャレンジプログラムは2020年度も始動していて、2021年の3月に全国大会が行われる予定です。</p>
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