生態系

瀬戸内海に現れたアサリを食べる厄介者

エイの一種ナルトビエイ。
尾の付け根に1本から2本ぐらいのトゲがあり、それが毒針となっているのが特徴。そんなこの生き物が今、瀬戸内海で問題を起こしている。

その問題とは、アサリの食害。
ナルトビエイが、アサリを食べてしまい、漁業関係者を悩ませているのだ。
井口漁協の組合長・波田輝明さんは、「(広島県・八幡川河口にできた)水たまりは、ナルトビエイが鼻先でアサリを掘り出した跡」と訴える。

もともとは、暖かい海域に棲むナルトビエイ。これまで瀬戸内海に全くいなかったが、ここ10年ほどで増えたと言われている。その原因として考えられるのが、海水温の上昇。実際に、地球温暖化によって、ここ最近40年で瀬戸内海の海水温は、およそ1℃上昇したと言われている。

そこで、ナルトビエイの食害の対策として防護ネットが張られた。

瀬戸内海に現れた厄介な生き物との戦いは始まったばかりだ。

素材提供:日本財団「海と日本プロジェクトin広島」

関連記事

  1. 生態系

    海の安全と大漁を願って炎の海に突入する北海道・積丹町の漁師たち

    北海道積丹町で、2018年7月5日から6日にかけて行われたのが…

  2. 生態系

    ユネスコ無形文化遺産にも登録されている秋田県の港町・土崎のお祭り

    秋田県の土崎港地区で、毎年7月20日と21日に渡って行われるの…

おすすめ記事

  1. 海の生態系を支えるアマモの復活

最近の記事

  1. 世界中のコスプレイヤーが海洋ごみ問題を発信!東京タワーでごみ…
  2. 原田環境相も江の島でごみ拾い!スタートした全国一斉清掃キャン…
  3. 東京大学と日本財団が連携 海洋ごみ対策について科学的に挑む一…
  4. 日本のアユを支える滋賀県の日本一のアユ放流
  5. 海なし県でなぜ?滋賀県朽木の郷土料理は鯖
PAGE TOP